KORG Gadget レコーダーZurichで音声エフェクトをオートメーションする
KORG Gadget には音声を入れられるレコーダーガジェットZurichがあります。録音も音声ファイルインポートもできて重宝します。どんなものか、また使い方など、くらんけさんのサイトにまとまっています。
このZurich、外観はこんな感じで、古のテープレコーダーを模しています。内蔵エフェクトを持っていて25種類のtype+Bypassの中からひとつ選んで使えるようになっており、今使っているものが中央の窓に表示されます。窓をタップするとFX typeを選べます。パラメーターは2種類、ノブで調節できます。何が割り当てられているかはFX typeによります。
実は、このパラメーターの値、さらにはtypeとして何を選ぶかまでオートメーションで曲中に書き込むことができます。typeを曲中でトラック内で変えられるのは意外で、面白いですし、オートメーションなのでシーンの中で変化されられます。やろうと思えばこんな感じに‥
この画面のFX typeは下から順に、Zurich中央の窓タップで出てくる選択肢の上から順のFX type に対応しています。この画面で一番下(水色が表示されない)状態がBYPASSです。左に並んでいるのはオートメーションの種類であって、オートメーションのグラフィック表示とは対応しません。
FX typeを選んだら、パラメーターをRECしながら動かせば、こんな感じにオートメーションが記録されます。気に入るまでシーンをリピートして繰り返せば上書きで書き換えられます。
実際にシーンごとにFX typeを切り換えて音を出したのがこれです。Talk Mod、Cho/Flg、Short Delay、BPM Delayなど面白い変化します♪ もとはちょっとうるさい時計の音です。
Zurichに取り込む前のサンプリングについてはこちらに書きましたので、よろしければどうぞ。